仕事でもプロジェクトでも事業でもそうなのでしょうが、
物事を始めるにあたり、スタートはかなり大変なのですが、
いったん軌道に乗ってしまえば、後は極めてスムーズに進んでいきます。
僕らの合コンプロジェクトも同様に、思った以上に成果を上げ始めました。
ただ僕らが唯一間違えてしまったところは、
成功の中で肝心な目的を見失ってしまったことなんです。
僕たちの最初の目的は、
「自分にピッタリの究極の彼女がほしい!」
ということでした。
そのためにはいろいろな女性と知り合う必要があったのです。
それで、「合コンをたくさん企画する」という
極めて単純なプロジェクト活動をスタートさせたのです。
でも相手をどうやって探すか?
社会人であれば、
同じ職場の女性を紹介すると自分が盛り上がれないので、パス。
そうなると学生時代の
サークル仲間とかに限定されてきてしまいます。
この
パターンを2・3回続けると、もうネタ切れになってしまいます。
この行き詰まりをどう打開するか?
そこで、誰かのパーティーに参加して、知り合いを増やすことにしました。
特にそこの主催者(男性)と仲良くなっておくことがポイントです。
当然、主催者は顔が広いので、お互い情報交換ができるし、
一度その主催者を僕らが企画する合コンに呼んでおくと、
その人からも紹介してもらえるんです。
そしてパーティー会場では、気に入った女性に
自分たちのパーティーのチラシを渡しておきます。
(当時では貴重なワープロを購入して、今となっては芸のないシンプルなチラシを作っていました)
「パーティーの案内をするから連絡先を教えて」とさりげなく電話番号を聞き出して、
個別に合コンを設定するという方法を考えました。
メンバー5人がそういう活動をしていくと、
もう次から次へと予定が入ってきます。
平日は2回ペースで合コンをして、
週末はパーティーに行ったり、
ドライブやテニス、バーベキューなどのサークル活動で
忙しくなってきます。
そして、僕らも気づかないうちに手段が目的に変わってしまったんですね。
そうなると、ある合コンとかで気に入った女性がいても、
次の予定が入っているので、
「まあいいや、次に期待しよう」ということになり、
ひとりの女性をゆっくりと理解する努力をしなくなるのです。
合コンでの3時間程度の時間では、相手の本質的な良さなんてほとんどわからないですよね。
第一印象の感覚だけになってしまうんです。
第一印象が良くて、デートをしてみても、
「うーん、ちょっと違うかなぁ・・・」なんてことになって、長続きしないんですね。
メンバーで話していても、
「なかなか究極の女性は見つからないよね」なんて会話になるのですが、
考えてみたら、当たり前なんです。
その人の表面しか見ていなかったのですから・・・。
「究極の彼女」は表面だけではなく、内面が一番の重要なポイントなのに、
誰もそのことに気づかずに、次の合コン相手やパーティーの企画に情熱を燃やしていたのです。
それともうひとつ、彼女を作らなかった理由は・・・、
「仲間から外れてしまうことが恐かった」ということです。
とにかくみんなで遊ぶのが楽しかったんですよ。
ここで彼女が出来てしまうと、
「あいつは彼女持ちだから、もう誘う必要ないよね」なんて暗黙のルールがあって、
それがイヤだったということも理由のひとつだったように思えます。
あれから15年以上経ちました。
さて、このメンバー、今はどうしているのでしょうか?
<続く>
posted by だいばあしてぃ at 10:46| 東京

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